『ヨガの指導経験はほとんどないけれど、少しでもニーズがあるならば、イベントを開催してみよう!』
という思いから、週末にオンラインのヨガイベントを開催しました。
きっかけは、知人との何気ない雑談の中で、要望をいただいたことでした。
『果たして、参加してくださる方々に満足できる時間を提供できるだろうか?』
などという心配もあったのですが、その後は不思議と物事がトントン拍子に進んで行ったのでした。
その日は、午前の部と午後の部で2回開催しました。
ひとコマあたり、1時間の設定。
雑談から始まり、ヨガの呼吸法、10種類余りのポーズ、そして10分間の瞑想を行いました。
初めての参加者や、ヨガマットを持っていない方などへの配慮から、できる内容は限られていたのですが、これまで学んできたことを思い返しながらメニューを選びました。
もし過去の自分だったら、
『参加者の方々にどう思われるだろう?』
『失敗したらどうしよう?』
『がっかりされたらどうしよう?』
『・・・・・・・・・・』
多分、そんなことばかり考えて不安な気持ちになっていたと思います。
それでも、今回はといえば、
『どうしたら、この1時間が満足できるものにできるだろうか?』
『しっかりやるのが目標だけれど、たとえミスがあろうが、少しでもいいものを提供したい!』
『毎日続けている修練のベネフィットを、効率よくシェアできる方法はないだろうか?』
『・・・・・・・・・・・』
そんなことばかりを懸命に考えていました。
そしていつの間にか、
『あれ?こんなに緊張しているのに、なぜいま、こんなに幸せな気持ちでいるんだろう?』
と、不思議な感覚に包まれていることに気付きました。
『少しでも、明るいムードを作ろう。』
という思いから、ペーパーフラワーを作って壁に取り付けたり、観葉植物を飾ったりして場づくりをしました。
そして、数日前にスポーツショップで購入したタンクトップに着替えてから、イヤホンマイクを着けたとたん、謎に気合が入ったのでした。
実際開催してみたのですが、反省するべき点はいくつもありました。
けれども、参加してくださった方々のおかげで、やり通すことができました。
『ああっ、もっともっと学んで成長したい・・・!』
『そして、有意義な時間を共有していきたい・・・!』
心の底から、そう思いました。
自分の内側から、エネルギーが湧き上がってくるのを感じました。
サンスクリット語という古代語で”サンガ”という言葉があります。
直訳では、”集団”という意味なのだそうですが、別の解釈としては、
”何か良いことのために集まり、喜びや成長、学びをわかちあえる人々”という意味もあるそうです。
これこそが、わたしが求めていた”創造の源”とも呼べるもの。
今後も素晴らしい時間を、少しでも多くの方々と共有できるように日々学んで行きます。
当ブログ、ラジオチャンネルのコーナーでも、今後、一部ヨガセッションの内容を発信して行きます。
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