ここ数日、オイルパステルで絵の練習をしています。
使っているのは サクラクレパスという、
クレヨンよりも油分が多くて伸びの良い画材です。
クレヨンやクレパスというと、
一般的には子供向けの画材というイメージが強いようですが、
実際に使ってみると実に重厚感のある優れた画材です。
きょうは紙風船をモチーフにして絵を描いていました。
愛知県岡崎市の ”備前屋”の贈答菓子に添えられていた紙風船です。
実際に描いてみると、薄い紙でできた球体の質感や原色の表現など、
けっこう難しいモチーフだと気づきました。
描き終えてから、その絵を友人たちにSNSでシェアしたのですが、
思いがけず、各々の思い出話などを教えてもらうきっかけになりました。
ある人は、お正月に紙風船で遊んだ話を、
またある人は、駄菓子屋さんのおまけで貰った話をしてくれました。
子どもの頃には、別々の地域や環境で育ったけれど。
紙風船という共通する玩具で遊んだ記憶があり、
そして、紙風船にまつわる個々のストーリーがあることを微笑ましく思いました。
大げさかもしれませんが、
「人間で良かったな。」と思いました。
こういった、何だか人間くさい ”共感”や ”安心感”をみつけて、絵にして、
共有していきたいと思います。
それでは。
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