思い出の赤しそジュース

Path of love

昨日はしそジュースの話題を書いたのですが、その後に昔の記憶を思い出しました。

わたしが初めてしそジュースを知ったのは18歳の頃の夏でした。
確か6月か7月の初め頃でした。

ひとり暮らしを始めてから初めて迎える夏のこと。
下宿にはエアコンなんぞありませんでした。

実家で過ごしてきた夏の気温よりも10度近く暑い地域なので、体が暑さについて行けず、早くも夏バテ気味の日々が続いていました。

ある日、同じ下宿先の同級生が、実家から送られてきた赤しそジュースをおすそ分けしてくれました。

彼女は実家が静岡で、両親が農業をしていました。
それは、実家で手作りされた赤しそジュースでした。

当時はまだ飲酒できる歳ではなかったので、ワインなんか飲んだことはなかったけれど、澄んだワインレッドのようなキレイな色だったのを今も鮮明に覚えています。

甘さも酸味も絶妙で、本当に美味しかった。
今でもあの時以上の美味しいしそジュースに出会えたことはありません。

あれから随分と月日が流れましたが、いまも夏を乗りきるための古くからある生活の知恵を活かしています。

ここ数年の間には、指圧などのセルフケアを学んできたため、以前にもまして古くからの生活の知恵や伝統食に触れるたびに、穏やかな感動を覚えています。

今年も暑い夏になりそうですね。
いつの間にか、真夏は30度を超える日々が当たり前のようになってしまいましたが、何とか乗りきりましょう。

 

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