掛け算 足し算

ブログ

 

わたしはサラリーマン時代にルートセールスの仕事をしていました。

当時勤めていた会社に、その業界では名物人間と呼ばれるほどの話し上手な先輩がいました。
ドラえもんに登場するジャイアンに似た、勝気なリーダータイプの人でした。

セールスマンという職業の人は往々にして、出先でもネタになるようなチョッといい話を知っているものです。

 

ある日、その先輩がわたしに教えてくれた言葉がありました。

先輩「おい、4掛ける9は36(4×9=36)だよな。
そして、8掛ける8は64(8×8=64)だろう?」

わたし「はい・・・?(いったい何の話なんだろう?)」

先輩「つまりな、シクシク泣きながら生きて得られるのは36だ。
そして、ハッハと笑いながら生きて得られるのは64なんだ。」
「だからな、笑って生きる方が断然得なんだよ!」

わたし「はいw」

 

確かその後には、缶コーヒーをおごっていただいた記憶があります。

 

 

誰しもが子どもの頃は、学校で 1+1=2 と習ったかと思います。

されど、数学者といわれる人たちによる、最新の数学においてはそれ以外の答えも存在するということを、以前ある著名人による逸話のなかで聞いたことがあります。

また、
”1+1=3いや、それ以上の和になる夫婦”
”相乗効果”
などという言葉もありますネ。

人が何か良いことのために集まって、知恵を出し合いわかちあうことで高い総和を生み出すことの素晴らしさは誰しもが体験したことがあると思います。

わたしは学生時代、数学が一番不得意な教科でしたが、この手の話は大好きです。

コメント